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ポーカーの用語まとめ!役・アクション・ポジション用語を一覧で解説

ポーカーの机 台

ポーカーには、カードからポジションまであらゆる専門用語があります。これから本格的にポーカーを始める方にとって、ポーカーの用語に関する知識は必要不可欠です。本記事では、5つの項目に分けてポーカーの基本用語をご紹介します。

目次

ポーカーの基本用語【カード編】

まずは、ポーカー全般に関する基本用語をご紹介します。

それぞれの詳細を見ていきましょう。

オーバーカード

オーバーカードは、手札のうちコミュニティカードよりもランクが高いカードのことです。たとえば手札に「5」と「A」があり、フロップの段階で「6」「8」「10」が出ている場合、1枚(A)のオーバーカードを持っていることになります。

ガットショット

ガットショットは、ストレートにリーチがかかった状態のことです。たとえば「4」「5」「7」「8」「9」がそろっていて、コミュニティカードで6が出るのを持っている状態をガットショットといいます。ストレートが成立する可能性は低いものの、イチかバチかを狙う際に役立つ戦略です。

クアッド

クアッド(Quads)はフォーカード(フォーオブアカインド)の別称であり、スラングのように使われています。

コネクター

手札の中に連続した数字ができている状態がコネクターです。たとえば「3」と「4」、「10」と「J」で手札が構成されている場合をコネクターといいます。

コミュニティカード

テーブルの中央に並べられる、すべてのプレイヤーが共有するカードです。リバーまでに5枚のコミュニティカードが提示され、手札の2枚と組み合わせて役を作ります。

コンプリート

最低賭け金に満たないオールインが行われた後、不足した金額を別のプレイヤーが支払って補足することです。

ショーダウン

4回目のベッティングラウンド終了後に、プレイヤー全員が手札を公開することです。ただし、最終のベットもしくはレイズにコールが行われなかった場合、ショーダウンは省略されます。

セミブラフ

現在の手札は弱いものの、今後強い手札に発展する可能性がある場合に仕掛けるブラフの一種です。たとえばハンドの数字がバラバラでも、「フラッシュ」や「ストレート」が成立する可能性がある場合などに、強気のアクションを仕掛けることをセミブラフといいます。

タイム

アクションを決める際に悩んだ場合、タイムをかけることで一時中断できます。タイムを宣告しないままプレイを続行すると、フォールドとみなされる可能性があるため注意しましょう。

ターン

コミュニティカードのうち、4枚目に開かれるカードのことがターン(Turn)です。また、3回目のベッティングラウンドを指してターンと呼ぶこともあります。

ディーラー

テーブル上でカードを配るプレイヤーのことです。ディーラーの前にはディーラーボタンが置かれ、ディーラーはゲームが終了する度にディーラーボタンと一緒に時計回りに移動します。

ハンド

ハンドは「役」や「手札」のことを指す言葉です。すべてのプレイヤーの中で、もっとも強いハンドを構成したプレイヤーが勝ちます。

プリフロップ

コミュニティカードとして2枚のカードが配られた時点のことをプリフロップ(Pre-flop)と呼びます。プレイヤー同士が賭けを行う際に、最初に迎える局面です。

フロップ

コミュニティカードのうち、3枚目に開かれるカードのことをフロップ(Flop)と呼びます。

ポット

ポットは、プレイ中に行われたすべてのベットが貯まるプールのことです。基本的には勝者の総取りになりますが、最高のハンドと最低のハンドの両方が勝つ「ハイ・ロー」などのルールの場合は、分割を意味する「スプリットポット」と呼ばれます。

リバー

コミュニティカードのうち、5枚目に開かれるカードがリバー(River)です。また、4回目のベッティングラウンドを指してリバーと呼ぶこともあります。リバーをもってベッティングラウンドは終了し、ゲームの結果を待つことになります。

ポーカーの基本用語【アクション編】

ポーカーのアクションで使われる基本用語は以下のとおりです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

アクション

アクションは、プレイ機会そのもののことです。後述する「オールイン」や「ベット」は、いずれもアクションのうちのひとつにあたります。

オールイン

オールイン(All-in)は、手持ちの金額のすべてを賭けるもっとも強気なアクションです。オールインを宣告した場合、自動的に4回目のベッティングラウンドまで参加することが決まります。手持ちの金額が最低ベット額を下回った場合も、オールインを宣告すればゲームへの参加が認められることが特徴的です。

オプション

オプション(Option)は、1回目のベッティングラウンドにおいて、レイズやオールインがなく順番が回ってきたBB(ビックブラインド)が行えるアクションです。BBのプレイヤーにレイズする権利のことをオプションといいます。

コール

直前のプレイヤーによって賭けられた金額と同額の賭け金を出すアクションがコール(Call)です。直前のプレイヤーが1ドルでベットした場合、コールを宣告すると1ドルをベットすることになります。「コール」と宣告しながらチップを出すことでコールが成立します。

スロープレイ

スロープレイは、強い役を持っているときに、あえて弱気なアクションを行い、ほかのプレイヤーを誘い出す戦略です。後述する「ブラフ」とは正反対の戦略で、相手からより多くのチップを引き出すために行います。

チェック

ベットできる状態でアクションの機会が回ってきた際に、ベットせずにスキップすることをチェック(Check)と呼びます。「チェック」と宣告するか、テーブルを指で叩くかのいずれかでチェックを宣告できます。ただし、仮にベット・レイズ・オールインなどのアクションをしているプレイヤーがいる場合、チェックは宣告できません。

フォールド

ゲームから降りて降参することをフォールド(Fold)と呼びます。フォールドと同じ意味を表す言葉として、「ダウン」が使われることもあります。フォールドは、ゲーム開始の時点でもコールなどのアクションを行った後からでも宣言できますが、それまでに賭けた金額は戻ってきません。

ブラフ

ブラフとは、自分の役が相手の役よりも弱いと判断しているにもかかわらず、あえて攻撃的なアクションを取る駆け引きの戦略です。うまくいけばハイカードでもライバルをフォールドに追い込めます。

ベット

これまでにほかのプレイヤーが1人も賭け金を出していない状態で、初めて賭け金を出すアクションのことをベット(Bet)と呼びます。ベットの最低金額は、BBが出すブラインドベット額と同じです。仮にBBが10ドルを出している場合、ベットの金額は10ドル以上になります。

リレイズ

後述するレイズのアクションが取られた場合に、自分自身もレイズすることをリレイズ(Re-raise)といいます。ゲームによっては「スリーベット」とも呼ばれますが、リレイズと意味は変わりません。

レイズ

コールと同時に賭け金を上乗せして支払う強気のアクションがレイズ(Raise)です。仮に自分以外のプレイヤーが10ドルをベットしていて、自分自身が15ドルを賭けたいと思った場合にレイズを宣告します。強気のアクションなので、対戦相手にプレッシャーをかけやすいことがメリットです。

ポーカーの基本用語【役】

ポーカーの役を強い順に並べると、以下のようになります。

それぞれの詳細について、次項で詳しく解説していきます。

ファイブカード(ファイブオブアカインド)

ジョーカーを山札に含む場合、最強の役がファイブカード(ファイブオブアカインド)です。同一のカードが4枚と、ジョーカーを組み合わせた5枚のカードで構成されます。たとえば、スペード・クラブ・ダイヤ・ハートの「A」が1枚ずつとジョーカーがあれば、ファイブカードの完成です。

ロイヤルストレートフラッシュ

ロイヤルストレートフラッシュは、ジョーカーを使わないルールにおいては最強の役です。初手でロイヤルストレートフラッシュが成立する確率は、わずか65万回に1回とされています。いずれかのスート(図柄)だけで統一された状態で、7~Aまでの数字がそろった役がロイヤルストレートフラッシュです。

ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュは、一般的なルールにおいて2番目に強い役です。いずれかのスートだけで統一された状態で、ストレートが成立している状態がストレートフラッシュになります。ストレートフラッシュ同士で競った場合は、より数字が強い方の勝ちです。

フォーカード(フォーオブアカインド)

同一のカードが4枚そろった状態がフォーカードで、フォーオブアカインドとも呼ばれます。たとえば、スペード・クラブ・ダイヤ・ハートの「A」が1枚ずつそろえばフォーカードの完成です。同じ役で競った場合は、より強い数字を持つ人の勝ちになります。

フルハウス

「スリーカード」と「ワンペア」が同時に成立している状態がフルハウスです。たとえば、「3のスリーカード」と「2のワンペア」が同時にできていればフルハウスになります。

スリーカード(スリーオブアカインド)

同じ数字が3枚そろった状態がスリーカードで、スリーオブアカインドとも呼ばれます。たとえばスペード・クラブ・ダイヤの「A」が1枚ずつそろえばスリーカードの完成です。

ツーペア

ペアが2つ同時にできた状態がツーペアです。たとえば「2のペア」と「6のペア」、そして「7」や「K」など、それ以外の何らかのカードの5枚で構成された役をツーペアと呼んでいます。

ワンペア

ペアが1つできた状態がワンペアです。たとえば「5」が2枚と、それ以外の無関係なカード3枚で構成された手札の場合は「5のワンペア」になります。ポーカーの役の中ではもっとも弱く、成立する頻度も高いため、ワンペア同士でライバルと競うことも多いでしょう。

ノーハンド(ブタ)

ここまでに紹介した役が成立しておらず、バラバラな状態がノーハンド(ブタ)です。勝ち目はほとんどありませんが、あえて強気なアクションに出て相手をフォールドさせ、勝ち抜ける人もいます。

ポーカーの基本用語【ポジション編】

ポーカーのポジションは4つに分かれ、さらに11種類に細分化されています。自分がつくポジションによって有利・不利が変わるため、ポジションに関する基本用語も押さえておきましょう。

もっとも一般的な「テキサスホールデム」では、アーリーポジションの筆頭である「アンダー・ザ・ガン」からアクションが始まり、そこから時計回りにアクションを行います。それぞれの場所や特徴について、きちんと押さえておくようにしてください。

アーリーポジション

10人でプレイする場合に3人のプレイヤーが位置するポジションで、ベットする順番が早いため「アーリーポジション」と呼ばれます。一般論として、アーリーポジションにつくプレイヤーは不利です。プリフロップでは最初のアクションを決めるため、無謀な賭け方をしないことが重要になります。

アンダー・ザ・ガン(UTG)

アーリーポジションの中でも筆頭のポジションで、「銃口が向けられている状況と同じくらい危険」という意味から「アンダー・ザ・ガン」と呼ばれています。アンダー・ザ・ガンにつくと、最初にアクションを起こさなければなりません。ほかのプレイヤーと駆け引きできないため、リスクの高いポジションです。

ミドルポジション

アーリーポジションの次にプレイするポジションで、10人制ポーカーの場合は3人が「ロージャック」「ハイジャック」を含む3つのポジションにつきます。先述したアーリーポジションほど不利ではありませんが、後述するレイトポジションよりは不利なため、攻守のバランスを取ることが重要です。

ロージャック

3つのミドルポジションの中で中心に位置するのがロージャックです。ブラインドポジションを除くとちょうど中間でプレイするポジションなため、有利とも不利ともいえません。ハイジャック以降のプレイヤーに注意を払いながら次のアクションを考えることが重要です。

ハイジャック

ミドルポジションの中では最後にプレイするポジションで、先述したロージャックよりも若干有利です。ほかのプレイヤーが取ったアクションからハンドの内容を考えることができるため、やや勝ちやすいポジションといえるでしょう。

レイトポジション

レイトポジションは最後にアクションを起こせるポジションで、先述したアーリーポジション・ミドルポジションよりも有利です。これまでに行われた多くのアクションを分析しながらプレイできるため、勝利につながるアクションを起こしやすいです。

カットオフ

カットオフはレイトポジションの筆頭ですが、この後にアクションを起こせるのはディーラーボタンについている1人のプレイヤーのみです。ディーラーボタンの出方には警戒する必要があるものの、ここまでの展開で得られるデータは多く、攻撃的なアクションを起こしやすいでしょう。

ディーラーボタン(BTN)

ポジションの前にディーラーボタンが設置されることから「ディーラーボタン」と呼ばれるポジションです。すべてのプレイヤーがアクションを終えた後にアクションを決められるため、ポーカーにおいてもっとも有利なポジションといえます。

ブラインドポジション

ブラインドポジションについた2人のプレイヤーは、自らの意思とは無関係にベットしなければならない不利なポジションです。プロップ以降ではアーリーポジションのプレイヤーよりも先にアクションを起こす必要もあり、守りを重視してプレイすることを意識しなければなりません。

スモールブラインド(SB)

ブラインドポジションの筆頭がスモールブラインドで、最低賭け金のうち半額をベットしなければなりません。フラップ以降ではもっとも早くアクションを起こす必要があるため不利ですが、後述するビッグブラインドよりも強制ベットの金額が少ないことが特徴です。

ビッグブラインド(BB)

スモールブラインドと同様に、強制的にベットを強いられるポジションです。強制ベットの金額は最低賭け金の全額で、必然的にリスクが高くなります。無理に攻めることは避け、守りを重視した戦略で乗り切る賢さが求められるポジションといえるでしょう。

ポーカーの基本用語【オンラインポーカー編】

最後に、オンラインポーカーで使われる専門用語をご紹介します。

それぞれ順番に見ていきましょう。

賭け条件(出金条件)

賭け条件とは、オンラインカジノで獲得したボーナスを使って稼いだお金を出金するための条件のことです。たとえば20倍の賭け条件がついている場合、受け取ったボーナスの20倍をゲームで使うまでは、稼いだお金を出金できません。賭け条件は利用するオンラインカジノによって異なります。

クリッキング・イット・バック

クリッキング・イット・バックは、相手のレイズに対して、最小限のベット額でリレイズをすることです。通常のポーカーで使われることはなく、基本的にオンラインポーカーでのみ使われます。

ビデオポーカー

ビデオポーカーは、オンラインカジノで配信されている1人用のポーカーです。プレイヤーは参加者の1人のみで、コンピュータを相手にゲームを行います。テキサスホールデムのようにプレイヤーのベットが蓄積されることはありませんが、その代わりに成立した役の強さに応じて配当が変動する点に注意が必要です。

ボーナス

ボーナスは、文字通りオンラインカジノを利用する際に受け取れるボーナスのことです。入金額に応じて受け取れる「入金ボーナス」、ログインなど一定の条件をクリアした場合に受け取れる「入金不要ボーナス」など、利用するオンラインカジノによってさまざまな種類のボーナスがあります。

ライブポーカー

ライブポーカーは、ディーラーとの中継画面を見ながら楽しむオンラインカジノ専用のポーカーです。複数のプレイヤーと同時にプレイできることが特徴的で、ディーラーとチャットで会話を楽しむこともできます。

ASAP

ASAPは、「As Soon As Possible」の略で、「できるだけ早く」を意味します。主にオンラインポーカーのチャットで使われる言葉であり、ほかのプレイヤーから「ASAP」と指摘された場合は、なるべく早くアクションを取るように心がけましょう。

CU

CUは「See You」をもじった言葉で、「またね」といった挨拶を意味し、場合によっては「CYA(See You Again)」と表現されることもあります。「CU」とメッセージを受け取ったときは、無視をせずこちらも「CU」と返しましょう。

GG

GGは「Good Game」の略で、「楽しかったよ」という意味を表します。オンラインポーカーのチャット上で、ゲームが終了して解散する際に「GG」が使われることがあります。

まとめ

ポーカーで使われる用語は多々あります。本記事でご紹介した用語はどれも基本的なもので、覚えておいた方が便利ではありますが、マスターしなければポーカーを楽しめないというわけではありません。実際に遊びながら用語を覚えることも可能なので、「習うより慣れよ」の精神でポーカーを楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

ポーカー大好きPOKER LOVE編集部です。
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