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【国内・海外】ポーカー大会まとめ|初心者が参加できる大会も紹介

ポーカー大会の女性

ポーカーの大会は、国内・海外を問わず多く開催されています。なかには優勝賞金が10億円を超える大会も存在しており、上位入賞した日本人プレイヤーが約3,500万円の賞金を獲得したこともあります。今回は、そのような夢のあるポーカー大会の開催状況をまとめてご紹介しましょう。

目次

ポーカーの大会は国内外でさまざまな規模で開かれている

ポーカーの大会は、国内外を問わずさまざまな規模で開催されています。大会の規模により参加資格が異なるため、まずは大会の基本を押さえておきましょう。

順番にわかりやすくお伝えします。

アミューズメントカジノのデイリー大会なら初心者でも参加できる

日本国内のアミューズメントカジノでは、毎日のようにデイリー大会が開催されています。デイリー大会とは、1日のうちに優勝者が決まるコンパクトな大会のことです。日本では賭博行為が禁じられているため賞金こそ出ませんが、入賞者にはカジノ内で使えるクーポンなどが提供されることがあります。

大きな大会はサテライトから勝ち上がり参加資格を得る

大きな大会への参加資格を得るためには、サテライトと呼ばれる予選で好成績を収めなければなりません。たとえば「m HOLD’EMチャンピオンシップ」はサテライトへの参加費が無料の大会であり、ここで上位に入賞すれば、優勝賞金100万円の全国大会に参加できます。

有名な世界大会に参加するには国内大会で入賞する

有名な世界大会への参加資格を得るためには、国内の主要な大会で入賞もしくは優勝しなければなりません。たとえば「WPT JAPAN」で優勝すると約400万円の賞金を獲得できるほか、優勝賞金が1億円を超える世界大会「WPT」への出場資格が与えられています。

国内の主要なポーカー大会

国内の主要なポーカー大会は、以下の10種類です。

大会の特徴や概要、どのようなプレイヤーに向いているのかを解説しましょう。

JOPT

JOPTは2011年から開催されている、日本で最もメジャーな大会です。

【大会の概要】

参加人数約20,000人
賞金総額1,500万円
開催時期1年に3回
開催地東京、大阪など
参加方法・資格メインイベントにはサテライトでの入賞が必要

JOPT(Japan Open Poker Tour)は日本国内では最大規模の大会で、優勝者には450万円の賞金と選手契約オファーが提出されたこともあります。サテライトを含めると約20,000人のプレイヤーが参加しており、メインイベントでプレイするためにはアミューズメントカジノやオンラインポーカーで入賞しなければなりません。初心者でも参加はできますが、入賞するには上級者に勝つ必要があります。

WPT Tokyo

WPT Tokyoは、世界大会であるWPTへの参加資格を賭けて開催される大会です。

【大会の概要】

参加人数約1,500人
賞金総額1,000万円
開催時期1年に1回
開催地東京、大阪など
参加方法・資格サテライトでの入賞が必要

WPT(World Poker Tour)は世界中で開催されており、この大会は東京における予選大会のようなものです。上位に入賞すれば、高額賞金に加えて世界大会への出場権も獲得できます。ただし、参加するためにはアミューズメントカジノでの入賞が必要であり、やや上級者向けの大会といえます。

SPADIE POKER LEAGUE

SPADIE POKER LEAGUEは、アミューズメントカジノで開催されている初心者~中級者向けの大会です。

【大会の概要】

参加人数不明
賞金総額350万円
開催時期1年に4回
開催地日本全国(決勝大会のみ東京都内)
参加方法・資格サテライトで入賞すると決勝大会に参加できる

全国各地のアミューズメントカジノで予選が行われており、上位に入賞すると東京で開催される決勝大会に参加できます。さらに決勝大会で優勝すると、マカオなどで行われる世界大会への参加資格を得られます。また、過去には賞金2,000万円以上を獲得したプレイヤーもいるため、決して軽視できない大会といえるでしょう。

TPC

TPCは、世界大会と同一のレギュレーションで行われる大会です。

【大会の概要】

参加人数約8,000人
賞金総額1,500万円
開催時期不定期
開催地大阪、東京
参加方法・資格アミューズメントカジノ、Natural8のサテライトで入賞する

WSOPなどの海外で行われる大会に合わせ、60分間のロングストラクチャーで開催されることが特徴的です。優勝賞金は500万円と高額であり、国内で最大規模を誇ります。上級者を対象としますが、大阪を主軸とした大会なので、関西在住の方も参加しやすいでしょう。

戦国ポーカーツアー

戦国ポーカーツアーは、日本ならではの雰囲気を重んじた独創的な大会です。

【大会の概要】

参加人数不明
賞金総額415万円
開催時期1年に1回
開催地東京、大阪、名古屋
参加方法・資格直接参加、もしくはサテライトで入賞

ディーラーやコンパニオンが和装をしていることが特徴的で、優勝者には賞金と一緒に海外大会への参加権が与えられます。開催年によって会場が異なりますが、メインイベントへの直接参加が可能な場合もあるため、「本番ならではの空気感を味わってみたい」と考えている方にもおすすめの大会です。

KK POKER LIVE

こちらはスマホアプリ専用のオンラインポーカー「KKPOKER」が主催する大会です。

【大会の概要】

参加人数不明
賞金総額1,100万円
開催時期1年に1回
開催地東京
参加方法・資格オンラインで開催されるサテライトで入賞が必要

オンラインとライブを融合した大会で、オンラインのKKPOKERで開催されるサテライトで入賞すると、東京都内で行われる本大会に出場できます。KKPOKERへの登録と本人確認を完了させれば無料でサテライトに参加できるため、ポーカー初心者の方も参加してみましょう。

AJPC

AJPCは2007年から開催されている、日本国内で最も伝統的かつ最大級の大会です。

【大会の概要】

参加人数約15,000人
賞金総額550万円
開催時期1年に1回
開催地東京、大阪
参加方法・資格アミューズメントカジノで開催されるサテライトで入賞が必要

全国のアミューズメントカジノで開催されるサテライトに入賞すると、本大会に参加できます。参加人数が多く実力が求められるため、比較的上級者向けの大会になります。優勝すると世界大会のWSOPに参加できるほか、開催地となるラスベガスのホテル宿泊券も獲得できるなど、得られる特典が豪華です。

MASTERS S-1

MASTERS S-1は、2009年にスタートした大会で、バイインすることで本大会に直接参加できます。

【大会の概要】

参加人数不明
賞金総額1,000万円
開催時期1年に1回
開催地東京
参加方法・資格バイインによる直接参加

30,000円を支払うことでバイインでき、サテライトを経ずに本大会へと参戦できます。上位4名までWSOPメインイベントへの参加資格が与えられるほか、ポーカーギルド社による選手契約の権利も獲得できます。また、100万円以上の支援金を得られることも特徴的です。

POKER甲子園

POKER甲子園は、2012年から毎年開催されている大会で、高校生以外も参加できます。

【大会の概要】

参加人数約15,000人
賞金総額300万円
開催時期1年に1回
開催地東京、大阪、名古屋
参加方法・資格サテライトで入賞、もしくは大会に推薦されること

「海外派遣」の名目で、上位9名まで総額300万円のサポートが行われます。予選には全国のポーカースポットから参加でき、また推薦枠も用意されているため初心者の方も参加しやすい大会です。さらに、主催はNPO法人 日本ポーカー協会のため、安心して参加できる大会でもあります。

学生ポーカー選手権 U-30

学生ポーカー選手権 U-30は、30歳以下なら誰でも参加できる大会です。

【大会の概要】

参加人数不明
賞金総額215万円(メインイベント)
開催時期1年に1回
開催地東京
参加方法・資格30歳以下(学生以外でもOK)

身分証を提示して30歳以下であることを証明すれば、誰でも本大会に参加できます。メインイベント以外にも複数のサイドイベントがあり、初心者の方に向いている大会です。また、入賞者には選手契約履行・海外渡航スポンサードも行われ、プロとしての登竜門にもなり得ます。

海外の主要なポーカー大会

海外の主要なポーカー大会は、以下の6つです。

海外の主要なポーカー大会

各大会の特徴をざっくりと見ていきましょう。

WSOP

WSOPは1970年からラスベガスで開催されている大会で、世界で最も権威ある大会として知られています。メインイベントは世界一のポーカープレイヤーを決めるイベントでもあり、優勝賞金は10億円以上となります。

現地でバイインすれば誰もが参加できる、非常に夢のある大会です。過去には日本人プレイヤーの名和大貴氏が、約3,500万円の賞金を獲得したことでも話題になりました。

【大会の概要】

参加人数約8,000人
賞金約10億円以上
開催時期1年に1回
開催地アメリカ・ラスベガス
参加方法・資格現地で参加登録を行うこと

WPT

WPTは世界3大タイトルのひとつで、メインイベントは3日間をかけて優勝者を決める大規模な大会です。世界各地のサテライトの通過者やオンラインポーカーの上位入賞者のみに参加資格が与えられるため、本大会への参加は狭き門ですが、優勝すると数億円規模の賞金が手に入ります。

【大会の概要】

参加人数約3,000人
賞金約5億円
開催時期1年に1回
開催地アメリカ・ラスベガス
参加方法・資格WPT JAPANなどで好成績を収めること

ACOP

ACOPは、世界中からトッププレイヤーが集結する大規模な大会で、優勝賞金は1億円前後になります。会場はマカオのカジノにあるポーカールームで、アジア最大のポーカー大会として有名です。日本人がメインイベントに参加するためには、サテライトとなる「ジャパンオープン」で上位入賞する必要があります。

【大会の概要】

参加人数約300人
賞金約1億円
開催時期1年に1回
開催地中国やマカオなど
参加方法・資格各地で行われる予選トーナメントを突破すること

APT

APTは、ACOPに次ぐアジア最大規模のポーカー大会です。年に数回開催されていますが、開催場所は韓国・台湾・フィリピンなどアジア各地を転々としています。現地で直接バイインすれば、仮にサテライトで結果を残していなくてもメインイベントに参加できます。

【大会の概要】

参加人数約650人
賞金約1,600万円
開催時期1年に1回
開催地アジア各地
参加方法・資格現地で参加登録をすること

APPT

APPTは、オンラインポーカー大手のPokerStarsが主催する大会で、日本人参加者が多いことでも有名です。2023年は7月・9月・12月にフィリピンのマニラで開催することが決まっています。「年齢が21歳以上」「現地に足を運べる」「バイインしている」の3つの条件を満たす人なら、サテライトに参加することなく大会に参加できます。

【大会の概要】

参加人数約800人
賞金約1,450万円
開催時期1年に1回
開催地フィリピン・マニラ
参加方法・資格現地で参加登録をすること

EPT

EPT(欧州ポーカーツアー)は、世界3大ポーカー大会のひとつとして知られています。ヨーロッパ各国で毎年開催されていますが、日本人の優勝者は存在しません。優勝賞金は2億円を超えることも多いほか、テレビ中継される機会もあり注目度が高く、5,000ユーロのバイインを支払えば誰でも本大会に参加できます。

【大会の概要】

参加人数約1,200人
賞金約1億3,000万円
開催時期1年に1回
開催地ヨーロッパ各地で持ち回り
参加方法・資格現地で参加登録をすること

まとめ

ポーカーの大会は、日本国内や海外で数多く開催されています。規模の大きな大会の場合、優勝賞金が1億円を超えることも多いです。また、約3,500万円の賞金を勝ち取った実績を持つ日本人も存在するため、夢のあるイベントといえるでしょう。

小さな規模の大会は、街中のアミューズメントカジノなどでも開催されています。またKKPOKERなどのオンラインポーカーでは、入賞を果たすと世界大会への出場権を得られるイベントを開催することもあるため、ポーカーの腕前に自信がある方は一度参加してみてはいかがでしょうか。

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